高田馬場ランチ放浪記、第46回。
今日は身を切るような師走並みの寒さで、歩いているだけで耳がキンキン。
「こんな日は、美味しいイタリアンで気分を上げたい…!」
そんな気持ちで向かったのが、FIビル地下の老舗イタリアン「文流」さんです。
1973年創業。“在日イタリア商工会議所の品質認定”まで受ける実力派で、期待に胸が高鳴ります。
🏠 アクセス・お店の雰囲気
向かったのはFIビル──そう、おなじみ駅前ドンキのビルです。


今日はその地下へ。
11:05、お店に到着。



店前には黄金に輝く 「在日イタリア商工会議所」 のプレートが。
この時点で、ただ者じゃない雰囲気がヒシヒシと伝わってきます。
入口には、ワインセラーとワイングラスをずらりと並べた棚。



その棚の中には、「文流50周年記念ビュッフェパーティー(2023)」 の写真。
“50年以上続く歴史” が、もう入口の時点で静かに語り始めています。





店内はしっかりイタリアンテイストながら、落ち着いた上品さもあり。
お客さんの年齢層はやや高めで、男女比は半々。
常連さんと思われるお客さんも多く、軽快なイタリア音楽がずっと流れていて、ちょっとだけ異国に来たような心地よさがありました。
🧾 注文



Aセットのカルボナーラ(1,400円)を注文。
付け合わせはサラダかにんじんスープから選べるので、迷わずスープに。
寒さには勝てません。
席にはカトラリーと極厚紙おしぼり。

FIビルの “極厚紙おしぼり出現率の高さ” には、もはや信頼すら覚えます。
🍝 実食
11:08、まずはにんじんスープが到着。


スプーンでひと口すくうと、まず香りがふわっと甘い。
見た目は“ほっこり系”ながら、口に入れた瞬間、とろみの奥からにんじんのやさしい甘みと濃厚な旨みがじんわり広がる本気の味。
「これ、前菜の域を軽く超えてない?」
と思うほどしっかり作り込まれていて、冷え切った体が一気に温まる。
このスープの段階で、「あ、ここ本気の店だな」と実感。
そして11:15、カルボナーラが到着。

細かいチーズが粉雪のようにふわっと積もり、湯気と一緒に濃厚な香りが立ち上る。
フォークで麺を持ち上げた瞬間から、もう美味しいのが分かる。

ひと口目で確信。
「この店、何食べても美味いやつだ…!」
ソースはクリームの厚みがしっかりありつつ重すぎず、そこに ベーコンの香ばしさと塩味がキレ良く刺さってくる。

チーズのコク、卵のまろやかさ、ベーコンの旨みが完璧な比率でまとまり、気づけばフォークが止まらない。
☕️ 食後のコーヒー
食後はコーヒー・紅茶・エスプレッソから選べるので、今回はホットコーヒーに。

豆をその場で挽いているようで、とにかく香りが鮮烈。
喫茶店レベルの深みがあって、「セットでここまで…?」と驚くほど美味しい。
店員さんの接客もとても丁寧で、50年以上続くお店の “安心感” みたいなものを、所作のひとつひとつから感じられました。
📝 まとめ

・在日イタリア商工会議所の品質認定を受ける老舗イタリアン
・入口から歴史が伝わる、落ち着いたクラシックな店内
・にんじんスープは濃厚で体を温めてくれる
・カルボナーラは濃厚クリーミーで間違いない一皿
・セットのコーヒーとは思えない本格派の味
寒い日にぴったりの、心まで温まるランチでした。
次は他のパスタや、Bセットのお魚、お肉も試してみたいですね。
本日もごちそうさまでした!
🗓️ 訪問日:2025年11月20日
📸 撮影・執筆:ババ郎
📍 今回紹介したお店
店名:文流 高田馬場店(RISTORANTE BUNRYU)
住所:東京都新宿区高田馬場1丁目26−5 FIビル B1F
アクセス:高田馬場駅 早稲田口から徒歩1分
営業時間:11:00 – 14:30 L.O. 14:00 / 17:00 – 21:30 L.O. 21:00
定休日:水
支払い方法:カード・電子マネー・QRコード決済対応
予約:可
予約やもっと詳しい基本情報はこちら→文流 高田馬場店さんの食べログページ
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