第45回 高田馬場ランチ放浪記。
今日はついに“あの名店”へ。
濃厚魚介豚骨のパイオニアとして知られ、店主・渡辺樹庵さんはラーメン界でも広く知られる存在。
自らを“ラヲタ”と名乗り、SNSやYouTubeでも活動しているほどのラーメン愛が深い方です。
さらに毎月のように限定ラーメンが登場することで知られ、今では“限定狙い”の常連さんも多いとか。
今回は、そんな名店「渡なべ」さんで、念願の一杯を味わってきました。
🏠 アクセス・お店の雰囲気
高田馬場駅・早稲田口から東へ徒歩9分。
早稲田通りから少し路地に入った先に、静かに佇む一軒があります。


近づくにつれて、「ここはただのラーメン屋じゃないぞ…」と感じさせる独特の雰囲気。
11:20に到着すると3人待ち。期待がさらに高まります。
店頭には、らーめん紹介のポップ。

器へのこだわりも強く感じられます。
11:34に入店。
店内はカウンター8席のみで、落ち着いた空気のなかに適度な活気が漂っています。

🧾 注文
券売機で基本の「らーめん(1,200円)」をポチッ。


券売機の上には紙エプロンが常備されていて、服への跳ね汚れが気になる人も安心です。
カウンターには箸や調味料が整然と並び、店主のSNS・YouTubeアカウントへ飛べるQRコードも貼られています。


調味料は唐辛子と胡椒の2種類のみというシンプルな構成。

あとは席で着丼を待つのみ。
静かな厨房の音が“職人のリズム”みたいで心地よい時間です。
🍜 実食
11:38、着丼。
器が置かれた瞬間、ふわっと漂う魚介の香りに思わず前のめりに。

小石原焼の特注どんぶりに、濃厚さを感じさせる深い色合いのスープ。
その上にネギがふんわりと乗り、立ち上る香ばしさに思わず姿勢が正される美しい一杯です。
まずはスープから。

ひと口で広がるのは、香ばしさをまとった濃厚魚介豚骨。
「これ煮干し入ってる?」 と錯覚するほど鯖節が効いていて、香りの余韻がとにかく長い。
濃度・深み・キレのバランスが秀逸で、一杯の中に“緻密な組み立て”を感じます。
麺は自家製の中細ストレート。

啜り上げた瞬間からスープと一体化し、まるで最初から一緒に生まれたかのような相性の良さ。
そして圧巻は、板状の大ぶりメンマ3枚。

一見「これは食べづらいやつだ…」と思いきや、予想を裏切るほど柔らかくぷりぷり。
噛むごとに旨みが広がる絶品です。
チャーシューは程よい厚みと大きさのバラタイプ。

ほろっと崩れる柔らかさで、スープと一緒に食べると香ばしさが一気に華開きます。
濃厚寄りのラーメンながら重さを感じず、最後までスルスルと食べ進められる絶妙なバランス。
少し値段は張りますが、それ以上の満足感をしっかり返してくれる一杯でした。
📝 まとめ
・濃厚魚介豚骨の名店が放つ、完成度の高い一杯
・鯖節の香ばしさが際立つ、唯一無二のスープ
・自家製ストレート麺とスープの相性が抜群
・大ぶりメンマとホロホロチャーシューがアクセント
・並ぶ価値ありの名店クオリティ
11:48に退店すると、すでに5人待ち。
次は名物の限定ラーメンにも挑戦してみたいですね。
本日もごちそうさまでした!
🗓️ 訪問日:2025年11月19日
📸 撮影・執筆:ババ郎
📍 今回紹介したお店
店名:渡なべ
住所:東京都新宿区高田馬場2丁目1-4
アクセス:高田馬場駅 早稲田口から徒歩9分
東京メトロ副都心線 西早稲田駅から徒歩4分
営業時間:11:00 – 20:00
定休日:不定休
支払い方法:現金のみ
予約:不可
もっと詳しい基本情報はこちら→渡なべさんの食べログページ
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