高田馬場ランチ放浪記、第44回。
今日は久しぶりに暖かくて気持ちのいい天気。
こんな日は少し足を伸ばして、早稲田方面にある名洋食店「キッチン谷沢」さんへ。
あの鉄板の音と香りを想像したら、もう足が勝手に向かっていました。
🏠 アクセス・お店の雰囲気
高田馬場駅・早稲田口から徒歩8分ほど。
早稲田通りから一本入ると、昔ながらの洋食屋らしい温かい外観が見えてきます。



12:35、到着時にはすでに満席。
客層は老若男女さまざまで、本当に“地域に愛されているお店”という雰囲気。
待っていると、おかみさんがスッと近づき「よろしければ先にご注文お伺いしますね」と声をかけてくれる。
そのやわらかくて丁寧な対応に、「ここは間違いなく良い店だ…」と確信します。
数分後、カウンターの一番端が空き、着席。
ここ、実は当たり席。
ご主人とおかみさんが息ぴったりに動く様子がすぐ目の前で見られる、“洋食ライブ”の最前列です。

🧾 注文
名物の「チーズハンバーグランチ(1,100円)」を注文。


カウンター前には、白胡椒・黒胡椒・ソース・七味・タバスコ・からし…と味変アイテムがずらり。

このペッパーミルを見ると自然とテンション上がるのは、きっと洋食好きあるある。
ご主人が後ろの冷蔵庫から取り出したのは、巨大なハンバーグのタネ。パッと見、“大きめの梨”ぐらいのサイズ感。

よく見ると、すでにチーズがしっかり混ぜ込まれています。
そこからの動きがまた見事で、“成形 → 空気抜き → 鉄板へ”の流れが一切ムダなし。


さらに、待ち客の注文を先に聞いて次の具材を準備しておく姿も印象的。
この“客を待たせない工夫”は、常連さんが多い人気店ならではの気遣いを感じます。
🍽 実食
12:43、じゅわっと音を立てる鉄板が、ライス、みそ汁とともに登場。

湯気と煙がもうごちそう。
まず見た目のインパクト。
ハンバーグ、めちゃくちゃ大きいです。


ひと口食べると──
ふわふわ、とろとろ、なのにジューシー。
この三拍子揃ったハンバーグには、なかなか出会えません。
中に混ぜ込まれていたチーズは完全にとろけ、肉の旨みとしっかり一体化。

チーズをまとわせながら食べると、何度でも“うまい”が出るやつ。
味付けは少し控えめなので、後半は味変が楽しくなる構成。
白胡椒・黒胡椒・ソース…どれを使っても違う表情が出て飽きない。


付け合わせのポテト・インゲン・コーンも、手を抜かずしっかり美味しい。

みそ汁はシンプルなワカメで、これもまた良いバランス。
気づけば終始満席状態。
退店時には店内3名・外に2名の合計5名待ち。
このクオリティと価格なら、行列も当然ですね。
📝 まとめ


・職人夫婦の連携が生む“ライブ型洋食ランチ”
・ふわじゅわ&チーズとろける名物ハンバーグ
・味変の楽しさもあり、最後までワクワクが続く構成
満足感の高さはもちろんですが、どこか懐かしいあたたかさがあって、自然とまた足が向いてしまうようなお店。
次はステーキも食べてみたいですね。
本日もごちそうさまでした!
🗓️ 訪問日:2025年11月14日
📸 撮影・執筆:ババ郎
📍 今回紹介したお店
店名:キッチン谷沢
住所:東京都新宿区高田馬場2丁目2−15
アクセス:高田馬場駅 早稲田口から徒歩8分
東京メトロ副都心線 西早稲田駅から徒歩4分
営業時間:11:30 – 14:00 L.O. 13:45 / 17:00 – 21:00 L.O. 20:30
定休日:日・祝日
支払い方法:現金・QRコード決済のみ(カード・電子マネー不可)
予約:不可
もっと詳しい基本情報はこちら→キッチン谷沢さんの食べログページ
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