高田馬場ランチ放浪記、第43回。
今日は一段と寒さを感じる曇天。
こういう日は、あたたかいうどんで体の芯から温まりたい──。
そんな気持ちで向かったのは、食べログ百名店の常連「うどん蔵之介」さんです。
🏠 アクセス・お店の雰囲気
高田馬場駅から学習院大学方面へ歩くこと約6分。
12時過ぎにお店へ到着。

店内はすでに満席。外の椅子で1番手として待つことに。
メニュー表を手渡され、見終わったら次の人へと渡していくバトンパススタイル。


椅子に座ってメニューを眺めながら待っていると、店の中から「トントントン…」と一定のリズム。
ふと小窓から覗くと、店主さんがうどんを切っているところ。
打ち立て・切り立て・茹でたて──。
本場讃岐うどんさながらの“三たて”に期待が膨らみます。


🧾 注文
12:18に入店。
季節限定の「豚肉きのこうどん(900円)」を注文。
茹で上がりまで15分ほどとのことで、ゆっくり待機。
待っている間も注文が入るたびに「トントントン…」と響く音。
もうBGMにしてほしいくらいの心地よさ。笑
この“待つ時間”すらごちそうのように感じられるのが、蔵之介さんの空気です。
🍜 実食
12:26、湯気をまとったうどんが登場。

予定よりも早く来たのは、きっとタイミングが良かったんでしょう。
では、まずはスープから。

透き通った見た目からは想像できないほど、旨みがぎゅっと濃い。
出汁の輪郭がくっきりしていて、寒さで縮こまった体が一気にほぐれていきます。

麺はつるりとした光沢に、しっかりしたコシ。
一口ごとに「これぞ手仕事」とうなってしまう完成度。
噛むたびに、職人のリズムが伝わってくるようです。

豚肉はやわらかくて旨みたっぷり、脂の甘さが出汁にじんわり溶ける。

きのこは数種類入っていて、食感のリズムも楽しい。
味の深み、香りの広がり、そして湯気。どこを切り取っても“冬のごちそう”です。
後半は七味で少しアクセント。
あたたかさがじんわり広がって、外の寒さもどこか遠く感じるほど。
最後はスープまで完飲して、心までポカポカのフィニッシュです。
📝 まとめ
・打ち立て・切り立て・茹でたての“三拍子”が揃ったうどん
・透き通る出汁に、豚肉ときのこの旨みがぎっしり
・待つ時間すらごちそうになる、心地の良い音
職人の手仕事が生む温もりは、食後もしばらく体に残るよう。
寒空の下でも、心の奥までじんわり満たされる一杯でした。
本日もごちそうさまでした!
🗓️ 訪問日:2025年11月13日
📸 撮影・執筆:ババ郎
📍 今回紹介したお店
店名:讃岐うどん 蔵之介
住所:東京都豊島区高田3丁目7−15
アクセス:高田馬場駅 早稲田口から徒歩6分
営業時間:水・木・金 11:00 – 14:00 / 17:00 – 21:00
土 11:30 – 15:00 / 17:00 – 20:00
日・祝日 11:30 – 15:00
定休日:月・火
支払い方法:現金のみ
予約:夜のみ、2名から可
予約やもっと詳しい基本情報はこちら→讃岐うどん 蔵之介さんの食べログページ
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