第54回 高田馬場ランチ放浪記。
今日も空気が刺さるように冷え込む一日。
「もうこれは温まるやつに賭けるしかない…」という気分で向かったのが、2023年・食べログ中華料理百名店に選ばれた実力店「琥珀」さんです。
しばらくは夜営業のみで、本格中華と自然派ワインを楽しめる“知る人ぞ知る人気店”でしたが、今年の夏にランチ営業が再開。
タイミングを逃していたので、今回ようやく初訪問です。
🏠 アクセス・お店の雰囲気
高田馬場駅・早稲田口から西へ徒歩6分ほど。
早稲田通り沿いに、落ち着いた木目の引き戸が見えてきます。


少し遅めのランチ、12:50の到着で先客は男性2名。
店内は店名の通り“琥珀色”のやわらかな照明に包まれ、昼とは思えないほど落ち着いた空気。

静かに流れるジャズが心地よく、まるで「昼のワインバー」に迷い込んだような雰囲気です。

カウンターには紹興酒の瓶がずらり。
これは夜の顔も見たくなる並び。
🧾 注文
席につくと、注文用QRコードと極厚紙おしぼりが登場。


久々に出会ったこの厚いやつ、やっぱりテンションが上がります。
ランチは「カスタマイズ炒飯と薬膳スープセット」の一本勝負。







基本のチャーハン(990円)に、トッピングを好みで追加していくスタイル。
今回のカスタムは…
・紅ズワイガニ:298円
・レタス:58円
・中盛り:130円
合計 1,476円。

PayPayでポチッと支払い完了。

カウンターにはセルフサービスのお冷。
その隣に“ホット黒烏龍茶”が用意されていて、自由に飲める神仕様。


これが寒い日には本当にありがたい。

じんわり胃に染みる優しさで、思わず「ここ好き」ってなるサービスです。
🍽 実食
13:05、料理が到着。

自分仕様に仕上げた“カニ炒飯”、見た瞬間に勝利を確信。

ひと口食べると…

パラパラなのにどこかしっとり。
カニはしっかり存在を主張しつつ、レタスはシャキッとした清涼感で全体を軽く仕上げてくれます。
特にレタスは、熱で甘みがほどよく引き出されて、食感が残る絶妙な火入れ。
油のコクをほどよく切ってくれる “リフレッシュ係” として優秀で、追加して本当に良かったと感じる仕上がり。
これは必須トッピング認定。
続いて、薬膳スープ。

まず最初に感じるのは、身体の芯までじんわり温まる“優しい滋味”。

スープ自体がじわ〜っと染み込んでくるタイプで、「これ、主役級じゃん…」と思わせる一杯です。
そして驚くのが具材の存在感。想像以上にゴロゴロ入っていて、しかも全員ふわっと柔らかい。

特に感動したのが “手羽元”。
軟骨までスッと外れるほど柔らかく、肉の繊維に沿って丁寧な下処理がされているのが一口で分かる。
「このスープに本気出してるな…」と感じるレベルで、存在感は完全に主役。
その他の具材も同じくしっかり煮込まれていてトロッと柔らか。

大根やにんじんはじんわり甘く、しいたけやごぼうは旨みがスープに溶け込みつつ“形は残ってるのに口当たりは優しい”という理想的な仕上がり。

ペコロス(小玉ねぎ)も丸ごとホロッと崩れ、甘みで全体のコクを底支えしてくれます。
魚らしき身も入っていた気がするけれど、口に入れた瞬間ふわっと溶けて消えたため審議不能。笑


サラダは爽やかな酸味のドレッシングで、合間にちょうどいい箸休め。
中盛りでもしっかりボリュームがあり、最後まで満足感たっぷりでフィニッシュ。
📝 まとめ

・百名店シェフの炒飯を“自分好み”にカスタムできる楽しさ
・具材たっぷりの薬膳スープで身体が芯から温まる
・昼でも夜の余韻が漂う静かな店内
・ホット黒烏龍茶のセルフは寒い日に効く神サービス
次はチャーシュートッピングで、にっくにくの炒飯を味わいに来たいと思います。
本日もごちそうさまでした!
🗓️ 訪問日:2025年12月10日
📸 撮影・執筆:ババ郎
📍 今回紹介したお店
店名:中国料理 琥珀
住所:東京都新宿区高田馬場3丁目13−3 高田馬場ファミリービル 1F
アクセス:高田馬場駅 早稲田口から徒歩6分
営業時間:平日 11:30 – 14:00 / 17:00 – 23:00 L.O. 料理22:00 ドリンク 22:15
土・祝日・祝前日・祝後日 17:00 – 23:00 L.O. 料理22:00 ドリンク22:15
定休日:日
支払い方法:カード・電子マネー・QRコード決済対応
予約:可
予約やもっと詳しい基本情報はこちら→中国料理 琥珀さんの食べログページ
📚 高田馬場ランチをもっと探すならこちら
実際に食べ歩いて見つけた“本当にうまい店”を、テーマ別にまとめています👇




