高田馬場ランチ放浪記、第50回。
ついに迎えた記念の節目——舞台に選んだのは、ミャンマー料理の名店「ノングインレイ」さんです。
高田馬場といえば、日本でも屈指の“リトルヤンゴン”。
駅前にそびえる独特の存在感を放つ「タックイレブン高田馬場」は、その中心地として知られ、ミャンマー文化がぎゅっと詰まったビルとしても有名です。
そして今回のお店「ノングインレイ」さんは、ドラマ『孤独のグルメ Season6』に登場し、さらに石原さとみさんが東京メトロのCM撮影で訪れたことでも話題になった名店。
記念回にふさわしい風格です。
それでは、いざ“リトルヤンゴン”へ——。
🏠 アクセス・お店の雰囲気
お店が入っているのは、高田馬場駅・早稲田口ど真ん前の「タックイレブン高田馬場」。

普段から馬場を使う人なら、一度は目にしたことがあるであろう、あのクセ強ビルです。

ノングインレイさんへは、駅側の通路からも、横の細い路地からもアクセス可能。


今回は横の路地側から入ると、ビルに入った瞬間、看板とポップ、さらに巨大な“孤独のグルメポスター”がお出迎え。





12:05に到着した時点では先客2名のみ。
しかし店内ではすでにミャンマー語が飛び交い、まるで現地の食堂に迷い込んだような空気感です。
案内されたのは店奥のテーブル席。

孤独のグルメで五郎さんが座ったテーブルのひとつ隣です。
席に座ると、正面には石原さとみさんの特大ポスター&サイン がドーン。


一発で視線をもっていく存在感で、座った瞬間に思わずニヤリ。
他にも、壁には芸能人のサインや写真がびっしり。




松重豊さん、ハリセンボンさん、高嶋政宏さん、浜口京子さん、関口宏さん、サンドイッチマンさん、ジャルジャルさん…名だたる面々がずらりと並び、眺めているだけでも楽しい空間です。
🧾 注文

ランチメニューに加え、分厚い冊子スタイルのグランドメニューも用意されています。
パラパラめくるほどにジャンルの幅が広く、思わず目移りするラインナップ。













これはあくまで一部ですが、それでも相当な数。
多彩すぎるせいか、ところどころ同じページが紛れ込んでいたりして、そんな“ゆるさ”もまた味わい深いポイント。
どのページも料理写真がしっかりしていて、見ているだけで食欲を刺激されます。
そして……ひときわ異彩を放っていたのがエキゾチックゾーン。

そう、ここノングインレイさんは “虫料理” や “カエル料理” でも知られるお店なんです。
今回は初訪問なので、まずはオーソドックスなメニューへ。
(決してビビったわけではないですよ…?)
注文したのは以下の2品:
・シャンカウスエ(スープ入り)セット 1,100円
・イチャクウェ(揚げパン)+ミルクティーセット 770円
料理を待っている間、席はどんどん埋まっていきますが、意外にも若い女性の一人客が多いのが印象的。
このタックイレブンを利用しているミャンマーの方なのかもしれません。
そして、卓上には“絶対に辛い”と分かるワイルドな調味料たち。

戦闘準備は万端です。
🍜 実食
12:15、料理が到着。

このエスニックな色味と香り、自然とテンションが上がります。
まずはシャンカウスエから。

丼にはパクチーと肉がたっぷり乗り、見た目からもう勝ち確。

スープをひと口すすると、ほんのりピリ辛で、どこか酸辣湯にも通じるコク。

フォーのような平打ち米麺はもちもちで弾力があり、すすり心地も最高です。
付け合わせには魚のふりかけ&シャン風高菜のつけもの。


そのまま食べてみると…
案の定、全部辛い。見た目の段階で覚悟はしてました笑
ただ、これらを麺に投入すると一気に“別の料理”へ変化。
辛味・塩味・酸味が重なって、味変の幅がぐんと広がります。
そして何より驚いたのは具材の量。
ぱっと見では分かりませんでしたが、肉が想像以上に入っていて、麺を食べ終えた後のスープはほぼユッケジャン化。

ここにご飯を入れたら完全に優勝するやつです。
続いて、イチャクウェ(揚げパン)+ミルクティー。

揚げパンは見た目はシンプルで、砂糖はかかっていないタイプ。

そのまま食べると、ほんのり甘くて素朴な美味しさがあります。
そしておすすめ通り、ミルクティーに浸して食べると…

めっちゃうまい。
ミルクティー自体が驚くほど濃厚で、深い甘さがあり、そのまま飲んでも主役級。

揚げパンとの組み合わせは完全に危険なレベルで、気づいたら手が止まりません。
2品を食べ終える頃にはかなり満腹。
「5品以上ぺろりと食べる五郎さんの胃袋、やっぱり化け物だな…」としみじみ実感。
📝 まとめ
・“リトルヤンゴン”の空気をしっかり感じられる、現地感たっぷりの店内
・シャンカウスエは味変で化ける奥深い一杯
・揚げパン×ミルクティーは全馬場民に推したい“危険な組み合わせ”
・芸能人サインと石原さとみさんポスターに囲まれる、ちょっとワクワクする空間
記念すべき50回にふさわしい、大満足のランチとなりました。
12:40の退店時には席の8割ほどが埋まり、人気の高さを実感。
次こそは、ついに“エキゾチックゾーン”にも挑戦してみたい…かもしれない(たぶん笑)。
本日もごちそうさまでした!
🗓️ 訪問日:2025年11月28日
📸 撮影・執筆:ババ郎
📍 今回紹介したお店
店名:ノング インレイ(Nong Inlay)
住所:東京都新宿区高田馬場2丁目19−7 タックイレブン高田馬場 101
アクセス:高田馬場駅 早稲田口から徒歩1分
営業時間:11:30 – 23:00 L.O. 22:00
定休日:無休
支払い方法:現金・QRコード決済のみ(カード・電子マネー不可)
予約:可
予約やもっと詳しい基本情報はこちら→ノング インレイ(Nong Inlay)さんの食べログページ
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