高田馬場ランチ放浪記、第48回。
昨日の冷たい雨が嘘のように、今日はぽかぽか陽気。
「ちょっと贅沢したい気分だな…」ということで向かったのは、ミシュラン・ビブグルマンに掲載されている人気フライ専門店「Fry家」さんです。
🏠 アクセス・お店の雰囲気
高田馬場駅・早稲田口からBIG BOX前を抜け、ゆるやかな坂道をてくてくと4分ほど。
白を基調とした外観がふわっと現れたら「Fry家」さんに到着です。



お店は地下1階。
床以外はほぼ真っ白というミニマル空間に、軽快なジャズが優しく響きます。

11:35に到着した時点で店内は8割ほどの埋まり。男女半々で、落ち着いた大人の客層が中心。
案内されたのはカウンター右端。

ふと視線を左端へ向けると…遠くに“例の盾”が鎮座。

近寄って撮りたい気持ちは山々ですが、今日は大人しく遠距離鑑賞。
今日ほど最新スマホの望遠レンズを羨ましいと思ったことはありません…笑
🧾 注文


今回は「選べるミックスフライ定食」(2,500円)をちょっと贅沢にカスタム。
ヒレ・特別メンチ・エビ(+100円)の計2,600円コースにしました。
11:40の段階で外にはすでに待ちが出始めており、平日とは思えない活気。早めに来てよかった…と思う瞬間でした。

🍽 実食
11:43、まず届いたのはソース、おしんこ、レモン、タルタル、そしてサラダ。


このサラダ用の自家製トリュフドレッシングが、まず香りの広がり方から別格。


ひと口食べた瞬間、ふわっと上品な香りが立ち、前菜の段階でテンションが上がるタイプです。

持ち帰りの販売もされているようで、“これなら確かに欲しくなるよな…”と納得のクオリティ。
12:00、いよいよ主役の登場。

まず提供されたのは“極みのささみフライ”。
ピンク色の塩をつけて食べるのがおすすめとのことで試してみると…

衣はサクッ、中はふわっふわ。
「え、豆腐?」と錯覚するほどの軽さなのに、同時にちゃんと鶏の旨みがじわっとくる。
正直、これが一番感動しました。

豚汁は具材たっぷりで、しっかり味しみタイプ。
寒暖差のある日に体がゆっくり整っていく感じで、器も大きめ。
脇役とは思えない存在感です。

そして、ここから怒涛のフライ三連発。
まずは特別メンチを同じく塩で。

ひと口かじると“ふわっとほぐれて、とろっと消える”不思議な食感。
液体と固体の境界線にいるような柔らかさなのに、肉の旨みは濃厚な一品。
続いて、エビフライ。

外はサクッ、中はぷりぷり。
タルタルは意外と軽く、エビの甘さを邪魔しない絶妙なバランス。
さらに驚いたのは尻尾まわりの殻まで丁寧に処理されている点。
そのおかげで先端まで食べやすく、大きさも申し分なし。
最後のヒレカツは、食べやすいサイズが3つ。

これも驚くほどやわらかく、噛むほど旨みがじゅわっと広がってくる。
胃袋が歓喜のガッツポーズを決めていました。
食べ進めるほど満足度が積み上がり、気づけばお腹は超満腹。
12:15の退店時もほぼ満席で、諦めて帰る人までいる人気ぶりでした。
📝 まとめ
・ミシュラン掲載店の実力を存分に味わえる“ふわとろフライ”の数々
・特にささみフライの軽さは唯一無二
・自家製トリュフドレッシングの香りが食事全体の満足度を一段引き上げる存在
・豚汁まで抜かりなく、最後まで満足度が右肩上がり
次はロースかつや、アジフライ、かきフライなども試してみたいですね。
本日もごちそうさまでした!
🗓️ 訪問日:2025年11月26日
📸 撮影・執筆:ババ郎
📍 今回紹介したお店
店名:Fry家(フライ家)
住所:東京都新宿区高田馬場1丁目32−11 小澤ビル B1階
アクセス:高田馬場駅 戸山口から徒歩1分 早稲田口から徒歩4分
営業時間:11:00 – 14:30 L.O. 14:00 / 17:30 – 21:30 L.O. 21:00
※最終入店20:30(ロングコースは19:45最終受付)
定休日:不定休
支払い方法:カード・QRコード決済対応(電子マネー不可)
予約:可 ディナーのみ
予約やもっと詳しい基本情報はこちら→Fry家(フライ家)さんの食べログページ
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